離婚問題

弁護士が教える!「子どもの監護に関する陳述書」の書き方 パート2

           

Q パート1では、私の生活状況についての書き方について教えて頂きましたね。次に、「お子さんの状況」についての書き方を教えてください。

A はい。まず、お子さんの「生活歴」は、出生から現在に至るまでの生活歴や、居住地、同居家族(変遷があればそのことも)、保育園や幼稚園、学校等の入園・入学、卒園・卒業についてを記載します。お子さんがこれまでどのように生活されてきたのかを知る手がかりになる情報ですので、出来る限り詳しく書きましょう。

Q 「これまでの監護状況」は、どのように書いたらよろしいでしょうか。

A これまでのお子さんの監護について、誰が、どのように行ってきたのかを詳しく書くようにしましょう。出生から別居までの状況、別居から現在までの状況に分けて記載しましょう。

Q 監護の状況というのは、具体的には、どのようなことを書けばいいですか。

A 例えば、出生から別居までの時期ですと、授乳は誰が行ったか、おむつ替えは誰が行ったか、お風呂に入れたのは誰か、着替えは誰が行ったか、子の食事は誰が作ったか、食べさせたのは誰か、夜泣きのときにあやしたのは誰か、歯磨きは誰が行ったか、検診や病院の受診などは誰が行ったか、幼稚園や保育園の送迎や行事の参加、毎日の連絡ノートの記載について誰が行ったか、を書くようにすると良いでしょう。

Q 別居から現在までの子どもの監護状況については、妻が子どもを連れて別居しているので、どのように書いたらいいですか。

A 妻の監護の状況がわかれば、わかる範囲で書いて頂ければと思います。わからなければ、わからないとお書き頂いてその理由を書いて頂ければと思います。

Q 子どもの「1日の生活スケジュール(平日及び休日)」というのはどのように書けばいいですか。

A  平日と休日に分けて、お子さんが、何時に起きて、何時に朝食を食べて、何時に幼稚園・保育園・学校へ出かけるか、何時に帰宅して、その後どのように過ごしているか。お風呂は何時に入るか。何時に就寝するか、などを詳しく書きましょう。

Q 子どもの「心身の発育状況、健康状態及び性格」についてはどのように書いたらいいですか。

A まず、出生から現在までの心身についての発育状況をお書きください。次に、現在の健康状態をお書きください。既往歴がある場合には、診断名、治療の状況も書きましょう。母子手帳をお持ちであれば、そのコピーも一緒に提出しましょう。

Q 「性格」というのはどのように書いたらいいですか。

A 例えば、「明るくて、活発」、「内気で、自分の気持ちを大人に伝えるのが不得意」など、お父さんが感じていらっしゃるありのままのお子さまの性格やキャラクターを書きましょう。

Q 「現在の通園・通学先における状況」についてはどのように書いたらいいですか。

A 通園している幼稚園・保育園、学校の名称、所在地、出席状況についてお書きください。あれば、連絡帳、通知表のコピーも一緒に提出しましょう。

Q 次に、「父母の紛争に対する認識、あなたからお子さんへの説明」という項目は、どのように書いたらいいですか。

A お子さんが、現在のあなたと妻の離婚の話し合いについて、どのように認識しているのかを詳しくお書きください。お子さんが、離婚の話し合いの状況について知っているのか、何か感じているけれども明確には認識していないのか、などをお書きください。また、あなたからお子さんへ説明された場合には、説明したことと説明の内容、当時のお子さんの反応などをお書きください。

Q 「別居後の、同居していない親とお子さんとの交流の状況」についてはどのように書いたらいいですか。

A あなたが、お子さんと会えていれば、その頻度や時間、会う日程調整の方法などを詳しくお書きください。会えていなければ、いつから会えていないか、会えなくなったときの事情や状況をお書きください。

パート3へ続く。

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