面会交流をたのしく!!第三者支援機関を利用してみましょう!
この記事を書いたのは:福島 宏美
離婚や別居により、離れて暮らす親と子の交流を面会交流といいます。
面会交流の調整は、基本的には、お父さんとお母さんで行って頂きますが、中には、親同士で顔を合わせるのが気まずい、なるべく連絡の取り合いも必要最小限にとどめたい、というご希望がある場合もあるでしょう。
そんなときには、ぜひ、第三者支援機関の利用を検討してみましょう!!
第三者支援機関というのは、面会交流の実施において、お子さんの受け渡しや見守り、連絡調整の仲介などの支援を行ってくれる機関です。
お子さんの受け渡しの支援というのは、受渡場所にお子さんを連れてきて、支援機関の担当者にお子さんを引き渡すと、その担当者が、他方の親にお子さんを引き渡してくれるという援助内容です。直接父母が対面することがないように配慮してもらえるので、父母間で顔を合わせたくない、という方のためにおすすめです。
実施する場所も、支援機関によりますが、子どもさんが遊べる施設や託児所の一室を借りたりなど、お子さんが遊びやすいところで行っていますので、お子さんの年齢なども考慮して御検討されると良いでしょう。
次に、面会交流中の見守り支援についてお話します。見守り支援というのは、面会交流中の親とお子さんの様子を見守るという援助内容です。お子さんとのかかわりあいが不慣れな親御さんのために、お子さんの接し方へのアドバイスや遊び方のアドバイスなどを行います。
連絡調整の仲介というのは、面会交流の実施日や実施時間、実施内容についての連絡調整を仲介するという援助内容です。父母間でなるべくトラブルが起きないように、連絡内容メッセージも予め設定されたものから選ぶ方式になっているところも安心できる点です。
その他にも、zoomでの間接交流の支援や、お手紙や写真のやり取りを仲介する支援もやっている支援機関もあります。
支援機関によって、支援の方法や体制は様々ありますので、詳しくは、お住まいのお近くの支援団体に直接お問い合わせください。
面会交流の実施条件の交渉や、実施方法についてのご相談は、まずは、旭合同法律事務所 豊橋事務所へご相談ください。
この記事を書いたのは:
福島 宏美